2023年1月の税金支払期限のお知らせ 冬至・シクラメン

シクラメン

シクラメンは、サクラソウ科シクラメン属に属する多年草の球根植物です。シクラメンは冬になると園芸店やホームセンターに並び、基本的には鉢に植えて室内で育てるのが一般的です。

シクラメンは18世紀に原種の「シクラメン・ペルシカム」がイギリスで導入されたのを始めに、ヨーロッパで多く品種改良が進んだと言われています。

シクラメンの原産地は北アフリカから中近東、ヨーロッパの地中海沿岸で、野生のブタが球根部分を食べていたことから、「豚のパン(sow bread)」と呼ばれていました。

シクラメンが明治時代に日本に入ってきた時、シクラメンは直訳の「ブタノマンジュウ」という和名が付けられました。後に植物学者がシクラメンの花の姿を見て「篝火(かがりび)のようだ」と発言したことから、「篝火花(かがりびばな)」という和名が追加されたと言われています。

シクラメンは10月~3月の寒い時期に開花し、大きな花びらは基本5枚で下向きに反り返るようにして咲くのが特徴です。

シクラメンの草丈は10cm〜25cm程で葉は濃い緑色のハート型をしており、細く伸びた茎に一輪ずつ花を付けていきます。

シクラメンの花色は、赤やピンク、白などの定番色に加え、黄色や紫の珍しい品種もあります。

またシクラメンは品種によって花の咲き方も異なり、八重咲きや花びらにウェーブが入るロココ咲きなどがあり、香りをもつ品種など毎年次々と新品種が発表されています。さらにシクラメンは株と花の大きさによって、大輪系、中輪系、小輪系の3つのタイプに分類されます。

シクラメンの種類は、地中海沿岸地方やヨーロッパ中部に約20種〜30種ほどが分布しています。現在販売されているシクラメンのほとんどは園芸品種で、花色や花びらの形にさまざまなバリエーションがあり、種類は「原種のシクラメン」、「ミニシクラメン」、「ガーデンシクラメン」の3つに分類され、それぞれ栽培方法や温度管理が異なります。

原種のシクラメンはごく一般的なシクラメンで、花径は4.5cm前後あります。原種のシクラメンには、暑さに強く丸く肉厚な花びらが特徴的な「バーバーク」や、クリーム色がかった白の花びらが特徴的な「モンブラン」などの品種があります。またフリンジ咲きが特徴的な「ビクトリア」は、スタンダードからミニシクラメンまでさまざまな品種があり、好みの色や大きさを選ぶことができます。

ミニシクラメンは、シクラメンの中でも小さめの花径4cm以下の小さな花をつける品種です。ミニシクラメンは小ぶりながらも丈夫なので育てやすく、初心者にも人気がある品種です。ミニシクラメンには、半八重咲きの「フェアリーピコ」や、白の八重咲きの花を株一面に咲かせる「カレン」があります。

ガーデンシクラメンはミニシクラメンの中でも耐寒性に優れており、庭に植えて育てることができます。ガーデンシクラメンには、丸みのある花が特徴的で病害虫にも強い「ゴブレット」や、深紅の花色が特徴的な「ショコラ」、日に当てることで色味が増していく「ピアス」、葉全体が銀色に輝く「プラチナリーフ」など、個性豊かな品種がたくさんあります。

冬至

今月の22日は、二十四節気の「冬至(とうじ)」です。

『パーティーへ』

暦の上では、太陽が最も低い位置にあり、1年でもっとも昼間の時間が短いため、太陽の光が一番弱まる日ですが、翌日からは再び強まるということから「一陽来復(いちようらいふく)」といい、運が向いてくるとされています。

冬至の日はかぼちゃを食べたり、柚子(ゆず)を入れたお風呂に入ったりすると1年中病気にならないといわれており、厄払いや無病息災を願う風習があります。

年末年始を心穏やかに迎えることができますよう、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

期限は、1月10日と1月20日

・毎月支払いの場合の12月分の源泉所得税・住民税の特別徴収税

上記の支払期限は、1月10日(火)となります。

また、年2回支払いの場合の源泉所得税の支払期限は、1月20日(金)となりますので、ご注意ください。