グラジオラス
グラジオラスは、アヤメ科グラジオラス属の球根植物です。グラジオラスは夏の花壇を彩る花として、人気を集めています。
グラジオラスは原産地の南アフリカを中心として南ヨーロッパ、西アジア、マダガスカルに180種ほどの原種が自生しています。
グラジオラスという名前は葉の形が鋭く剣に見えることから、ラテン語の「gladius（剣）」が語源になっています。英語ではグラジオラスは「Sword lily（剣のユリ）」と呼ばれ、こちらもグラジオラスの葉の形が由来となっているようです。
グラジオラスは江戸時代にオランダから持ち込まれたことから、日本では「オランダアヤメ」や「オランダショウブ」、「トウショウブ（唐菖蒲）」という別名もあります。「オランダアヤメ」は、夏を表す季語となっています。
グラジオラスの開花期は、6～9月です。市場に多く出回っているのは、春に植えて夏に開花する「夏咲き」の品種ですが、10～12月に植え付ける「春咲き」の品種もあります。
グラジオラスの花色には赤やピンク、黄、オレンジ、白、青、紫、緑、複色があります。夏咲き品種は花色が豊富で、豪華な花を咲かせます。
グラジオラスは横向きに整然と並んで次々に咲き上がる様子は壮大で、花壇の中でも特に目を引きます。グラジオラスは洋風の庭によく合い、夏咲き種は背が高くなるので地植えに向いています。
グラジオラスは房状の花を付け上に向かって真っすぐ生長することから、切り花としても多く流通しています。
グラジオラスは熱帯アフリカや南アフリカの10種類ぐらいの種がもとになって多数の園芸品種が育成されており、代表的な品種に「トラベラ」や「トゥルーラブ」、「富士の雪」、「ヘクター」などがあります。
トラベラはラベンダー色の花を咲かせる上品で優しい印象の品種で、丈夫で育てやすく花付きも良いので初心者でも花を楽しめます。トラベラは遅く植えても、秋に花が楽しめます。
トゥルーラブは、長い花穂にびっしりと花を咲かせる品種です。トゥルーラブは丈夫で育てやすく、草丈も高いので夏の花壇を明るく彩ります。
富士の雪は、クリームホワイトの大輪品種です。富士の雪はグラジオラスの中ではあまりない花色で、上品で清楚な印象があります。ヘクターは明るく鮮やかな、朱赤の大輪の花を咲かせる品種です。ヘクターは茎が硬く、しっかりしているので切り花として多く流通しています。
大暑
暑中お見舞い申し上げます。
今月の22日は、二十四節気の「大暑（たいしょ）」です。
古来より夏の土用丑の日には、梅干し・うどん・うりなど「う」のつくものを食べて夏バテを防止する風習がありました。
『土用丑の日のうなぎ』が広まったのは、江戸時代の蘭学者・平賀源内（ひらが げんない）が、夏場の営業不振に悩んでいたうなぎ屋に「歌人として有名な大伴家持（おおともの やかもち）が『万葉集』で知人の夏やせ防止にうなぎを勧める歌を詠んでいる」と助言したためだと言われています。
夏の暑さが最高になる時期になりますので、こまめに水分を補給する等、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
期限は、8月13日
・毎月支払いの場合の7月分の源泉所得税・住民税の特別徴収税
上記の支払期限は、8月13日（火）となります。ご注意ください。