2021年8月の税金支払期限のお知らせ 大暑・ホタルブクロ

ホタルブクロ

ホタルブクロ(蛍袋)は、日当たりのよい草原や山地に広く自生するキキョウ科の多年草です。ホタルブクロは日本、朝鮮半島、中国、シベリアなど東アジアに広く分布します。

ホタルブクロの名前の由来は、花の中に「ホタル」が入ると考えたためとする説や、提灯の古名「火垂る袋」が転じた名前とする説などがあります。

ホタルブクロは地方ごとの呼び名も多く、「トーローバナ」や「トッカンバナ」、「チョウチンバナ」、「チョウチン」、「フクロバナ」、「ツリガネソウ」などの別名があります。

ホタルブクロは古くから観賞用として親しまれており、野趣と愛嬌のある花姿が好まれ、庭園、鉢植え、茶花などに利用されています。


ホタルブクロの開花時期は5月下旬~7月で、立ち上がった花茎から釣り鐘形の花を2~5輪程度咲かせます。ホタルブクロの花色は淡い紫の他に、ピンクや白などがあります。

ホタルブクロは自家受粉を避けるため、まず雄しべができてから雌しべができます(雄性先熟)。そして受粉した後に種子ができ、果実ができます。

ホタルブクロは細い地下茎を伸ばして増え、開花した株は種子と多数の子株を残して枯れます。ホタルブクロの子株は1~2年で親株になります。

ホタルブクロは草丈が30~80cm程になり洋風や和風、自然風の庭いずれにも合いますが、株が地下茎で広がりやすいため特に自然風の花壇に向いています。

ホタルブクロは多くの変種や地域品種、園芸品種が知られています。「ヤマホタルブクロ」はホタルブクロの変種で、ホタルブクロと見た目はよく似ていますが、がくに付属体がありません。

「イシダテホタルブクロ」は徳島県石立山に自生する固有の変種で、草丈が10cm程にしか伸びない極矮性種です。花は淡いピンクで紫色の斑点が細かく入ります。

「シマホタルブクロ」は伊豆七島から関東地方の太平洋岸に分布します。花は白で大きさはやや小さく、茎や葉など全体に毛が生えないものが多いです。

園芸品種である「白糸ホタルブクロ」は、白色の花の袋が裂けた采咲き(さいさき)で、葉も細いのが特徴です。「カンパヌラ・サラストロ」とともに「紫ホタルブクロ」や「青花ホタルブクロ」の名で流通している「ケント・ベル」は、「タケシマナ」と「カンパヌラ・ラティフォリア」の交配種で、鮮やかな紫色の花を咲かせます。

大暑

暑中お見舞い申し上げます。

今月の22日は、二十四節気の「大暑(たいしょ)」です。

『真夏の太陽』

古来より夏の土用丑の日には、梅干し・うどん・うりなど「う」のつくものを食べて夏バテを防止する風習がありました。

『土用丑の日のうなぎ』が広まったのは、江戸時代の蘭学者・平賀源内(ひらが げんない)が、夏場の営業不振に悩んでいたうなぎ屋に「歌人として有名な大伴家持(おおともの やかもち)が『万葉集』で知人の夏やせ防止にうなぎを勧める歌を詠んでいる」と助言したためだと言われています。

夏の暑さが最高になる時期になりますので、こまめに水分を補給する等、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

期限は、8月10日

・毎月支払いの場合の7月分の源泉所得税・住民税の特別徴収税

上記の支払期限は、8月10日(火)となります。ご注意ください。