ユウゲショウ
ユウゲショウ(夕化粧)は、アカバナ科マツヨイグサ属の多年草です。ユウゲショウは庭園や花壇、路傍の緑化に使われています。
ユウゲショウは南アメリカ原産で、明治時代に観賞用として日本に移入しました。ユウゲショウは関東地方から西で野生化しており、道端や空き地でも良く見かけます。
ユウゲショウの名は「夕方、化粧したように咲く花」だからとする説と、夕方に花が咲くことが由来とする説とがあります。実際にはユウゲショウの花は、昼間に咲いて夕方には花を閉じていることが多いです。
ユウゲショウは「アカバナユウゲショウ(赤花夕化粧)」とも呼ばれますが、オシロイバナ科のオシロイバナの別名も「ユウゲショウ」であるため区別するために「アカバナ」とつけられています。
ユウゲショウの開花時期は5月~10月で、芳香のある花を咲かせます。ユウゲショウの花びらは4枚で紅色の脈があり、中心部は黄緑色をしています。
ユウゲショウの花色は濃い桃色をしていますが、「白花のアカバナユウゲショウ」もあります。
ユウゲショウはやや紅を帯びた白色の葯を付ける雄しべが8本あり、雌しべの先端は紅色で4つに裂けています。裂片はユウゲショウの花の大きさと比べると、非常に大きいです。
ユウゲショウの葉は長さが3㎝~5㎝、幅は1~2㎝の広い披針形です。葉は枝に互い違いに生え、葉の周りには浅いギザギザ(鋸歯)があり、波打っています。
ユウゲショウと似た花に同じアカバナ科マツヨイグサ属で、花色が薄い「ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)」があります。
ユウゲショウとヒルザキツキミソウは花色も形も似ていて混同されやすいですが、花の大きさで見分けることができます。
ユウゲショウの花の大きさは直径1.5㎝ほどで小さいですが、ヒルザキツキミソウの花は直径4㎝あり人の目につきやすい大きさです。
またヒルザキツキミソウは雌しべの先端が白い十字形をしている特徴があり、ユウゲショウの雌しべの色や形とは異なっています。
秋分
今月の22日は、二十四節気の「 秋分( しゅうぶん)」です。
この日を境に日が短くなり、秋の夜長に向かいます。
秋分の日の前後に先祖のお墓参りをする方もいらっしゃることでしょう。
「暑さ寒さも彼岸まで」と言われていますが、日中と夜とでは気温の変化も大きくなりますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
期限は、10月10日
・毎月支払いの場合の9月分の源泉所得税・住民税の特別徴収税
上記の支払期限は、10月10日(木)となります。ご注意ください。