2024年10月の税務申告のお知らせ 寒露・カンナ

カンナ

カンナは、カンナ科カンナ属の多年草です。カンナは見た目が「菖蒲」や「アヤメ」に似ていますが熱帯アメリカや熱帯アジアが原産地で、熱帯地域の植物らしい色鮮やかな花を咲かせます。

カンナの名前の由来は茎が「葦」に似た中空形状であることから葦を意味するラテン語「カンナ(canna)」から名付けられたとする説と、古代ケルト語で「杖」を意味する「canna」に由来するという説とがあります。

インドではカンナの花は「お釈迦様」が流した血の色と言われ、仏教にゆかりのある花として親しまれています。

カンナは「コロンブス」がアメリカ大陸発見後ヨーロッパに渡り、日本へは原種のカンナが江戸時代に渡来しました。しかし原種のカンナは花が小さく観賞価値が低いため、現在ではあまり栽培されていません。

カンナの開花時期は6月~10月中旬で、大きな葉の間から鮮やかな花を元気に咲かせます。カンナの花は、庭園や公園、池の周りなどでもよく見られます。

カンナの花色には白や赤、ピンク、オレンジ、黄、複色があります。また葉色が美しい品種も多く、赤や黄色の縞斑、白のはけ込み斑、銅葉など多彩です。

カンナは高温多湿に強いので花壇やコンテナに植えたり、切り花にして家に飾るなど幅広く楽しめます。

現在の品種の多くは1850年ごろからアメリカやフランス、イタリアなどで様々な原種間での交配を繰り返して作出された園芸品種で、原種のカンナと区別するため「ハナカンナ」と呼ばれています。

カンナの園芸品種には1848年にフランスで作られた「フランスカンナ系」と19世紀末にイタリアで作られた「イタリアンカンナ系」がよく知られています。

フランスカンナ系の「アメリカンレッドクロス」は赤とオレンジ色が混じった朱色の花を咲かせる品種で、草丈は100cm〜150cmと大きめです。

「アンアーファン」もフランスカンナ系で、黄色に赤い斑点が入った花を咲かせます。アンアーファンも草丈が100cmから150cmと大型なので、花壇の後方に植えられることが多いです。

イタリアンカンナ系の「キング・ハンバート」は紫色の葉に、濃い赤色の花を咲かせます。

寒露

今月の8日は、二十四節気の「寒露(かんろ)」です。

『ゴール目指して』

暦の上では草木に冷たい露が降りる頃で、秋の長雨が終わり、ぐっと秋が深まります。

稲刈りが終わり新米が出始め、秋の野菜や秋のフルーツの収穫もたけなわとなります。

また、北の方から紅葉の便りも届き、秋の行楽シーズンにもなりますが、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

期限は、10月31日

・8月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)

・2月決算法人の中間申告

上記の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、10月31日(木)となります。ご注意ください。