2023年8月の税金支払期限のお知らせ 大暑・オトギリソウ

オトギリソウ

オトギリソウ(弟切草)は、日本、朝鮮半島、中国大陸原産で、オトギリソウ科オトギリソウ属の多年生草本です。オトギリソウは日本全国の道端、低地、畦に自生します。

オトギリソウの花名は秘伝薬の秘密を弟が他人に漏らしたため、兄に切り殺されたという言い伝えに拠ります。実際にオトギリソウのアルコール抽出液は血液にも似た暗黒色をしています。

オトギリソウは別名で「青薬(アオクスリ)」や「鷹の傷薬(タカノキズグスリ)」、「チドメグサ(血止め草)」、「盆花(ボンバナ)」とも呼ばれています。

ヨーロッパでは「セイヨウオトギリソウ」を聖ヨハネの祝日(6月4日)の前夜、魔女たちが活動するとされる時に摘めば悪魔払いになると信じられていたようです。

オトギリソウの開花時期は7~8月で、花径は1.5cm程度です。

オトギリソウの花びらは5枚で、花色はやや明るい黄色をしています。

オトギリソウの花びらと萼には黒点がすじ状に多数入っています。オトギリソウの草丈は20~60cmです。

オトギリソウは「一日花」ですが、午後には咲き終わって花を閉じてしまいます。

オトギリソウ属は、広義には雄しべの数が少なく、束状にならないヒメオトギリ属も含まれますが、狭義には多数の雄しべを束生するものに限り、北半球の亜熱帯から温帯に分布し、500種ほどあり、日本には40種ほど自生しています。

オトギリソウの葉は長楕円形~倒卵形をしています。オトギリソウの葉縁は全縁で、対生しています。オトギリソウの葉には葉柄が無く、表面に黒点があります。

オトギリソウは晩夏から初秋にかけて果実が成熟する頃に全草を採取し、日干しにしたものを生薬で「小連翹(ショウレンギョウ)」といいます。煎じ液は止血、月経不順、鎮痛の目的で服用され、リウマチ、神経痛、痛風には浴剤として鎮痛効果があるようです。

またオトギリソウは薬酒でリウマチ、神経痛の予防に、煎汁を扁桃腺炎のうがい薬として用いるなど、多くの用途が知られています。オトギリソウは虫刺され、切り傷や打撲傷には生の葉を絞って塗布すると効果があると言われています。

大暑

暑中お見舞い申し上げます。

今月の23日は、二十四節気の「大暑(たいしょ)」です。

『キャンプファイヤー』

古来より夏の土用丑の日には、梅干し・うどん・うりなど「う」のつくものを食べて夏バテを防止する風習がありました。

『土用丑の日のうなぎ』が広まったのは、江戸時代の蘭学者・平賀源内(ひらが げんない)が、夏場の営業不振に悩んでいたうなぎ屋に「歌人として有名な大伴家持(おおともの やかもち)が『万葉集』で知人の夏やせ防止にうなぎを勧める歌を詠んでいる」と助言したためだと言われています。

夏の暑さが最高になる時期になりますので、こまめに水分を補給する等、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

期限は、8月10日

・毎月支払いの場合の7月分の源泉所得税・住民税の特別徴収税

上記の支払期限は、8月10日(木)となります。ご注意ください。