ユーパトリウム
ユーパトリウムはアメリカ南東部、メキシコに約4種が分布するキク科コノクリニウム属の多年草です。
ユーパトリウムの自生地は森林や茂みの縁、河川や池に沿った場所で、ミズーリ川の南部の地域では河川に沿って群生している姿を見ることが出来ます。
ユーパトリウムの別名には「セイヨウフジバカマ(西洋フジバカマ)」や「ヨウシュフジバカマ(洋種フジバカマ)」、「アオバナフジバカマ(青花フジバカマ)」、「ミストフラワー」、「ブルーミストフラワー」、「コノクリニウム」があります。
ユーパトリウムは日本には最初切り花用に栽培され普及しましたが、夏の暑さに強く花も涼しげで美しいところから苗や鉢植えの形でも出回るようになり、寄せ植えにも利用されます。
ユーパトリウムの開花時期は7月~10月で、花期になると茎の頂部に花序を出し、アザミに似た頭状花を多数咲かせます。
ユーパトリウムの頭状花は径0.7~1㎝程度の大きさで、筒状花のみで形成されており、キク科の植物によく見られる花弁のような舌状花はありません。
ユーパトリウムは一つの頭状花には35~70個の筒状花が密生しており、花冠からは雌しべの花柱が長く突出します。
ユーパトリウムの花色はブルー、白、ピンク、紫で、草丈は50㎝~100㎝です。
ユーパトリウムは全体の花姿が「アゲラタム」によく似ているため「シュッコンアゲラタム(宿根アゲラタム)」の名前でも流通していますが、アゲラタムはカッコウアザミ属(アゲラタム属)に分類されており、ユーパトリウムとは別属です。
ユーパトリウムは多年草(宿根草)で毎年咲き、地下茎で増えますが、アゲラタムは一年草で、こぼれダネで翌年も新株が生えてくることがあります。
ユーパトリウムの葉は両端が角張り葉先はやや尖り気味で、鋸歯はやや粗めです。アゲラタムは葉は丸く葉幅と葉の長さが同じで、鋸歯はユーパトリウムに比べてややわかりずらい印象です。
またユーパトリウムの茎などに生える毛は目立ちませんが、アゲラタムの茎などに生える毛はよく目立ちます。
白露
今月の8日は、二十四節気の「白露(はくろ)」です。
暦の上では、秋の気配が深まり、草花に朝露がつきはじめる頃という意味ですが、実りの秋を前に台風が心配な時期でもあります。
また、涼しくなるにつれて夏の疲れも出やすい時期となりますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
期限は、10月2日
・7月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)
・1月決算法人の中間申告
上記の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、10月2日(月)となります。ご注意ください。