2024年11月の税金支払期限のお知らせ 霜降・ホトトギス

ホトトギス

ホトトギス(杜鵑草)はユリ科ホトトギス属の多年草で、日陰のやや湿った斜面や崖、岩場に見られます。

ホトトギスの原産地は日本、台湾、朝鮮半島で、日本では主に太平洋側に自生しています。

ホトトギスの名前は、花びらの紫色の斑点が鳥のホトトギスの腹部の模様に似ていることから付けられました。ホトトギスには「ユテンソウ(油点草)」という別名もありますが、これは若葉に油が飛び散っているような模様にも見えることに由来しています。英名の「Toad lily」は「ヒキガエルのようなユリ」という意味で、ホトトギスの模様がヒキカエルに似ていることと花びらがユリに似ていることから付けられたようです。

ホトトギスは花、草姿ともに野性味のある姿で、自然風の庭でよく用いられます。日本ではホトトギスは古くから人々に親しまれており、秋の茶花として使われることもあります。

ホトトギスの開花時期は8月~11月で、葉のわきに直径2~3cmで紫色の斑点のある花を1~3輪上向きに咲かせます。

ホトトギスの花色には白や紫、ピンク、黄色、複色があり、花は星形をしています。ホトトギスはあまり多くの花をつけませんが、楚々とした風情があります。

ホトトギスの茎は通常は枝分かれせず、まっすぐか斜めに伸び場所や地域によっては弓なりに垂れることもあります。

ホトトギスはほかの植物との競争に弱く、家庭で楽しむ場合には花壇やプランターより鉢植えでの栽培が向いています。ホトトギスは切り花としても楽しむことができ、見た目の華やかさから一輪挿しにも向いている花です。

ホトトギスには様々な種類や品種、交雑種があり、主な品種には「シロホトトギス」や「タイワンホトトギス」、「キバナノホトトギス」があります。

シロホトトギスは紫の斑点が入る代表種「ホトトギス」の変種で、「白楽天」とも呼ばれます。シロホトトギスは斑点がなく、薄い色の花を咲かせる品種です。花びらは白に近いピンクで、雄しべや雌しべが桃色を帯びています。

タイワンホトトギスは、白地に赤紫の斑点が入ります。タイワンホトトギスは台湾と西表島の低地から標高1900mまでの森林や低木林などに見られ、丈夫なため改良品種も多いです。

キバナノホトトギスはヒマラヤやフィリピンにも自生している品種で、日本では宮崎県で見られます。キバナノホトトギスは明るくて鮮やかな黄色い花を咲かせ、濃い緑色の葉との対比が美しいです。湿度を好む一般的なホトトギスに比べ、キバナノホトトギスは乾燥した環境を好みます。

霜降

今月の23日は、二十四節気の「霜降(そうこう)」です。

『穏やかな秋の日』

早朝に霜が降りはじめるほど寒くなる頃という意味ですが、晩秋を迎えて北の方では朝霜が降り、山々は次第に紅葉に染まっていきます。

休日には紅葉狩りに行かれるという方もいらっしゃることと思いますが、この時期になると、日が暮れた後は気温がグッと下がって肌寒く感じられるようになってきますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

期限は、11月11日 控除証明書にも注意

・毎月支払いの場合の10月分の源泉所得税・住民税の特別徴収税

上記の支払期限は、11月11日(月)となります。ご注意ください。

また、この時期になると、ご加入になっている保険会社等から生命保険料控除や地震保険料控除の証明書が届き始めていることと思います。年末調整や確定申告のときに必要となりますので、なくさないように保存していただきますようお願いいたします。