ムラサキゴテン
ムラサキゴテン(紫御殿)は、メキシコ東部の沿岸地域に分布するツユクサ科ムラサキツユクサ属の常緑性多年草です。
ムラサキゴテンは現在ムラサキツユクサ属に分類されていますが、以前はセトクレアセア属に分類されていたため「セトクレアセア」の名前で呼ばれることもあります。
ムラサキゴテンはメキシコ固有の植物で自生地ではあまり栽培されることはありませんが、美しい葉色を持つことから観賞用として様々な地域で栽培されています。
ムラサキゴテンのうち栽培されるのは「パープルハート」の名前で流通することもある園芸品種で、日本へは1955年に渡来しています。ムラサキゴテンは、別名「ムラサキオオツユクサ」とも呼ばれます。
ムラサキゴテンの開花時期は7月~10月です。
ムラサキゴテンは分枝した茎の頂部の葉の付け根に、花径2㎝程度のピンク色の花を咲かせます。
ムラサキゴテンの花は3枚の花びらを持ち中央には黄色い葯が目立つ雄しべが6本、雄しべの花糸には細かい毛が密生しています。
ムラサキゴテンは花が昼には萎んでしまう一日花ですが、最盛期の夏場には毎日数輪の花を咲かせます。
ムラサキゴテンが属するムラサキツユクサ属は、熱帯アメリカを中心に約70種が分布しています。大半の種は雑草ですが、観賞用に栽培されるものもあります。よく栽培されるものに、葉に淡赤紫色の縞模様が入る「フイリムラサキゴテン」があります。
ムラサキゴテンは茎が直立しますが、成長すると倒れてほふくします。ムラサキゴテンの葉は紫色の長楕円形で、長さ10cm、幅2cm、葉全面に白く柔らかい毛が生えています。
ムラサキゴテンは美しい葉色から観葉植物として扱われ、グラウンドカバーや花壇の寄せ植え、ハンギングバスケットなどで利用されています。またムラサキゴテンは、街角や住宅街の片隅で半野生化したものもよく見かけます。
ムラサキゴテンは耐寒性はあまり高くなく霜に当たると枯れてしまいますが、根が生きていれば春に再び芽吹きます。
寒露
今月の8日は、二十四節気の「寒露(かんろ)」です。
暦の上では草木に冷たい露が降りる頃で、秋の長雨が終わり、ぐっと秋が深まります。
稲刈りが終わり新米が出始め、秋の野菜や秋のフルーツの収穫もたけなわとなります。
また、北の方から紅葉の便りも届き、秋の行楽シーズンにもなりますが、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
期限は、10月31日
・8月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)
・2月決算法人の中間申告
上記の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、10月31日(火)となります。ご注意ください。