2019年11月の税務申告のお知らせ 立冬・シュウメイギク

シュウメイギク

シュウメイギク(秋明菊)は秋の風情が感じられる優雅な花で、切り花をはじめ、花壇や鉢植えに広く利用されています。

シュウメイギクは日本原産ではなく、古い時代に中国からやってきて、野生化したものといわれています。

シュウメイギクは本州、四国、九州の山野や里山に自生し、毎年花を咲かせる宿根草ですが、京都の貴船地方で野生化した「キブネギク(貴船菊)」が本来のシュウメイギクです。

ただし、現在では類似のいくつかの種の交配種も含めて、総称的に「シュウメイギク」と呼ばれています。

シュウメイギクは「秋に咲く明るい花」という意味でつけられたとされています。花が菊に似ていることから名前に「菊」とついたようですが、アネモネの仲間で、英語では「ジャパニーズ・アネモネ」と呼ばれています。

シュウメイギクは、「秋牡丹」などの別名でも呼ばれており、欧米ではボーダーガーデンや日本風の庭園には欠かせない植物となっています。

シュウメイギクの開花時期は8月中旬から11月です。品種によって差はありますが、晩夏から初冬にかけて咲きます。 

シュウメイギクは夏の暑さにも比較的強く、寒さにも強いので温暖地では12月になっても咲いている姿が見られます。

シュウメイギクの花の色は品種によって異なりますが、元々は赤紫色だった花が、白色やピンク色の花も出てきています。

シュウメイギクの花びらのように見える部分は、色づいた萼(がく)片です。

シュウメイギクの花びらは退化しており、花の中心は雄しべが密集して黄緑色の球状になっています。そのまわりをたくさんの黄色い雌しべが取り囲んでいます。

最近では八重咲のシュウメイギクや矮性のシュウメイギクもあります。

シュウメイギクは初冬に萼片が散ったあと、中心の球状の雄しべだけが残ります。 シュウメイギクの中心の雄しべが熟して割れると、中から真っ白な「綿毛」が出てきます。 この綿毛が飛んでタネが落ち、シュウメイギクは増えていきます。

また、シュウメイギクは「地下茎」で増えるのも特徴のひとつです。 シュウメイギクは冬は地上部が枯れてしまいますが、その間も地下茎は育っています。

シュウメイギクは春になると地下茎から芽を出し、環境が合えば広がって増えていきます。シュウメイギクは見た目の印象とは違って、とても丈夫で育てやすい花です。

立冬

今月の8日は、二十四節気の「立冬(りっとう)」です。

『小春日和』

暦の上ではこの日から冬が始まり、立春の前日までが冬となります。木枯らしが吹きはじめ、太陽の光が次第に弱まって日も短くなり、木立ちの冬枯れが目立つようになります。

木枯らしが吹くのは冬型の気圧配置になった証拠ですので、本格的な冬がやって来る前に、冬服の準備や冬のインテリア等冬支度をしつつも、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

期限は、12月2日 年末調整の用紙にも注意

・9月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)

・3月決算法人の中間申告

上記の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、12月2日(月)となります。ご注意ください。

今年も年末調整の時期になりました。日本年金機構からは社会保険料(国民年金保険料)控除証明書、国民年金基金連合会からは個人型確定拠出年金(iDeCo)の払込証明書が届き始めていることと思います。

年末調整では、昨年より「保険料控除申告書兼配偶者特別控除申告書」が、「保険料控除申告書」と「配偶者控除等申告書」とにそれぞれ別の用紙となったため、記入していただく用紙が従来の2枚から3枚に変更になっています。各々の用紙をご確認の上、ご記入していただきますようよろしくお願いいたします。