ポーチュラカ
ポーチュラカは、スベリヒユ科スベリヒユ属の一年草または多年草です。
ポーチュラカの原産地は、南北アメリカを中心とした熱帯から温帯にかけての地域と考えられています。日本へは、1980年代にドイツから渡ってきたといわれています。
ポーチュラカは別名「ハナスベリヒユ」とも呼ばれていますが、茹でたときにぬめりが出て滑るからという説と見た目がつやつやとしていて滑りそうだからという説とがあります。ポーチュラカの名前は茎を切ると白い液が出ることから、ラテン語の「持ち運ぶ(porto)」と「乳(lac)」に由来する説が有名です。
ポーチュラカは乾燥しやすい土地の植物のため、葉が肉厚で水分を貯めておきやすいのが特徴です。ポーチュラカは非常に生育旺盛で、乾燥した土や肥料の少ない土でも大きく育てられます。
ポーチュラカの開花時期は5〜10月で、午前中が見頃です。ポーチュラカの花は午後には萎み、曇りの日も花びらを閉じます。
ポーチュラカの花色は白や赤、ピンク、オレンジ、黄、紫、複色などがあります。ポーチュラカの花径は2〜3㎝とやや小さめです。
ポーチュラカと「マツバボタン」は開花時期や性質などがよく似ていますが、ポーチュラカの葉は肉厚で平滑な形をしているのに対しマツバボタンの葉は針のように細い形が特徴です。
またポーチュラカは「スベリヒユ」とは茎葉だけからは見分けがつきませんが、スベリヒユは小さな黄色い花を咲かせるのに対しポーチュラカは花径が大きく花色が豊富で開花期間も長いのが異なる点です。
ポーチュラカは品種改良されており、色とりどりのたくさんの種類の花があります。ポーチュラカの代表的な品種は「ポーチュラカ・フェリーチェ」や「ポーチュラカ・モロキニエンシス」、「八重咲きポーチュラカ」などです。
ポーチュラカ・フェリーチェはイタリア生まれで、フェリーチェはイタリア語で「幸せな」という意味です。ポーチュラカ・フェリーチェはストライプの模様が入った、大ぶりの花が特徴的です。
ポーチュラカ・モロキニエンシスは、平たい大きな葉をつけます。ポーチュラカ・モロキニエンシスは、高温時の多湿にはかなり弱い品種です。
八重咲きポーチュラカは一重咲きのポーチュラカと比べると、ややボリューム感のある花を咲かせます。
霜降
今月の23日は、二十四節気の「霜降(そうこう)」です。
早朝に霜が降りはじめるほど寒くなる頃という意味ですが、晩秋を迎えて北の方では朝霜が降り、山々は次第に紅葉に染まっていきます。
休日には紅葉狩りに行かれるという方もいらっしゃることと思いますが、この時期になると、日が暮れた後は気温がグッと下がって肌寒く感じられるようになってきますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
期限は、11月10日 控除証明書にも注意
・毎月支払いの場合の10月分の源泉所得税・住民税の特別徴収税
上記の支払期限は、11月10日(月)となります。ご注意ください。
また、この時期になると、ご加入になっている保険会社等から生命保険料控除や地震保険料控除の証明書が届き始めていることと思います。年末調整や確定申告のときに必要となりますので、なくさないように保存していただきますようお願いいたします。