ヒルザキツキミソウ
ヒルザキツキミソウ(昼咲月見草)はアカバナ科マツヨイグサ属の常緑多年草で、アメリカのミズーリー州から南のテキサス州、メキシコが原産です。
ヒルザキツキミソウは大正末期ごろ観賞用として日本に渡来し、現在では野生化して空き地などに咲いている姿もよく見かけます。ヒルザキツキミソウは、別名「エノテラ」とも呼ばれています。
ヒルザキツキミソウの名前は、同じマツヨイグサ属の「ツキミソウ(月見草)」との違いが由来になっています。ツキミソウが夕方から夜に咲き昼間にしぼむのに対して、ヒルザキツキミソウは昼間に花を咲かせます。
ヒルザキツキミソウは洋風の庭に向きますが、和風や自然風の庭にもよく用いられています。
ヒルザキツキミソウの開花時期は、5月~7月です。ヒルザキツキミソウは4枚の花びらが広釣鐘型をした花で、花びらに筋があります。
ヒルザキツキミソウはほとんどの株はピンクから白に徐々に変わっていくような花色ですが、場合によっては、覆輪咲きのようにみえる咲き方をする株もあります。花がはじめから淡紅色のものを「モモイロヒルザキツキミソウ(桃色昼咲月見草)」として分ける場合もあります。
ヒルザキツキミソウの葉は互生し、長さ5〜7cmの線状披針形で縁に浅い鋸歯があります。枝は直立しますが、高さは30〜45㎝ほどです。
ヒルザキツキミソウの種はとても小さいためレンガやタイルの目地、アスファルトの隙間などにも深く根を下ろし、駐車場の脇のような荒れた場所でも育ちます。
ヒルザキツキミソウと似た花に同じアカバナ科マツヨイグサ属で、花色が濃い「ユウゲショウ(夕化粧)」があります。
ヒルザキツキミソウとユウゲショウは花色も形も似ていて混同されやすいですが、花の大きさで見分けることができます。
ヒルザキツキミソウの花は直径4㎝あり人の目につきやすい大きさですが、ユウゲショウの花の大きさは直径1.5㎝ほどで小さいです。
またヒルザキツキミソウは雌しべの先端が白い十字形をしている特徴があり、ユウゲショウの雌しべの色や形とは異なっています。
小暑
今月の7日は、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」です。
暦の上では、だんだんと暑さが増していくという意味で、湿っぽさの中にも夏の熱気が感じられるようになります。
また、小暑と大暑を合わせたおよそ1か月を「暑中」といい、「暑中見舞い」を出す期間とされています。
梅雨明け後の気分転換として出かけるのにもいい時期ですが、暑さ対策をしつつ、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
期限は、7月31日
・5月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)
・11月決算法人の中間申告
上記の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、7月31日(木)となります。ご注意ください。