スイセン
スイセン(水仙)はイベリア半島を中心に、イギリス、ヨーロッパ中部および北アフリカの地中海沿岸地域に25~30種類も自生しています。
スイセンは英国王立園芸協会に1万を超える品種が登録されており、その原種および花形、花色、草姿などから12系統に分類されています。なかでも、代表的な種類に、「ラッパズイセン」、「八重咲きスイセン」、「房咲きスイセン」、「口紅スイセン」などがあります。
ニホンズイセンは原産地の地中海沿岸からイラン、中国を経て変化しながら発達したものが古く日本へ渡来し、各地に根を下ろして野生化した「房咲きスイセン」です。単にスイセンという場合はこのニホンズイセンを指す事が多いようです。
ニホンズイセンは芳香があり、シンプルな美しさから、花壇、鉢植え、切り花として古くから日本で親しまれてきたスイセンで、初冬から春にかけての寒い季節に花茎を伸ばし、白色の花を咲かせます。耐寒性はあまり強くはなく、冬は日当りのよい温暖地によく見られます。
ニホンズイセンは海岸沿いに自生するものは花が早く、正月の飾り花にされますが、内陸部で庭などに植えたものはやや遅れて開花します。また、雪の中に咲くということから「雪中花(せっちゅうか)」とも呼ばれています。
立春
今月の4日は、二十四節気の「立春(りっしゅん)」です。
暦の上では、この日から春になるという意味ですが、立春を基準にしてさまざまな節目が決められています。
立春の前日が「節分」、「八十八夜」や「二百十日」は立春から数えた日のことで、立春を過ぎてから初めて吹く強い南風が「春一番」です。
旧暦では立春が新しい年の始まりであり、「新春」「迎春」などの言葉にその名残がみられます。
まだまだ寒さは厳しいものの、朝晩の冷え込みは少しづつゆるみ、日射しの暖かさを感じる日も増えてくる時期ですが、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
期限は、2月28日
12月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)、6月決算法人の中間申告の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、2月28日(木)となります。ご注意ください。