2019年3月の税務申告のお知らせ

フクジュソウ

フクジュソウ(福寿草)は九州から北海道にかけて分布し、山野に多く見られる「春を告げる花の代表」です。人里に近いところでも大群落をつくります。

フクジュソウという名は新春を祝うという意味がありますが、フクジュソウは元日草(がんじつそう)や朔日草(ついたちそう)といった別名も持ち、古くから愛でられてきました。

フクジュソウを正月に飾る風習は江戸時代初期からあり、お正月の鉢花としても人気が高く、正月にはヤブコウジなどと寄せ植えにした植木鉢が、園芸店のみならず年の瀬の夜店などでも販売されています。

フクジュソウは江戸時代より多数の園芸品種も作られている古典園芸植物で、緋色や緑色の花をつける品種もあります。

フクジュソウの花期は初春であり、早春のウメの花がほころぶ頃から蕾(つぼみ)をもち上げ、3~4cmの黄色い花を咲かせます。当初は茎が伸びず、短い茎の上に花だけがつきますが、次第に茎や細く切れ込んだヨモギのような葉が伸びて、いくつかの花を咲かせます。

フクジュソウが地面から芽を出したばかりの頃は、蕗の薹(ふきのとう)とよく似ていますが、間違えて誤食した場合には嘔吐、呼吸困難、心臓麻痺などの症状が出るといわれています。

フクジュソウは多年草ですが、暑さに弱いため、冬~春は日がよく当たり、夏は半日陰になるような場所を好みます。夏になると地上部は枯れてしまいますが、それまでに十分な光合成をおこなって栄養を蓄えつつ、来春の開花までを地下で過ごしています。

啓蟄

今月の6日は、二十四節気の「啓蟄(けいちつ)」です。

「啓」はひらく、「蟄」は土の中にとじこもっていた虫(蛙や蛇)のことで、暦の上では大地が温まって、冬ごもりから目を覚ました虫が、穴をひらいて姿をあらわす頃という意味です。

ひと雨ごとに暖かくなり、日差しも春めいてくる時期ですが、花粉症の方にとってはつらい時期でもあります。体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

期限は、4月1日

・1月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)

・7月決算法人の中間申告

・個人事業者の30年分消費税・地方消費税の確定申告

上記の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、4月1日(月)となります。ご注意ください。