2020年4月の税金支払期限のお知らせ 春分・ムスカリ

ムスカリ

ムスカリは地中海沿岸から南西アジアにかけて分布する球根植物で、水栽培でもなじみ深い「ヒヤシンス」とは近縁の植物です。

ムスカリの名前の語源は「マスクメロン」と同様に、ギリシャ語で麝香(じゃこう)を意味する「moschos」(ムスク)であるとされています。

また、花がブドウの房のようにたわわに実っていることから、「グレープヒヤシンス」、「ブドウヒヤシンス」という名前で呼ばれることもあります。

ムスカリの花は、イラク北部のネアンデルタール人の遺跡から埋葬時にたむけられていた跡が発見されたことにより、「史上最古の埋葬花」と言われています。

ムスカリは秋に球根を植えると春に花を咲かせ、花後に葉が枯れて球根の状態で夏を越します。

ムスカリの花は「丸い壺形」や「長楕円形」をしており、1本の花茎にたくさんの花が咲きます。 また、 ムスカリの花色は青紫、白、黄、黄緑などがあります。

ムスカリ属には40~50種がありますが、「ムスカリ・ボトリオイデス」と「ムスカリ・アルメニアクム」が最も多く一般的で、濃紫から淡青、白花などいくつかの品種があり、香りの強いものも見られます。

そのほか、羽毛のような花が咲く「ハネムスカリ」や、花房の上部と下部で色が異なる2色咲きなど、ユニークな種類もあります。

ムスカリは種によって異なりますが、花茎の下の方の花はタネができ、先端付近の花はタネができないことが多いようです。

また、タネができる花とタネができない花とでは、同一の種にもかかわらず花色が異なることがあります。

ムスカリは、たくさん植えても他の植物を圧倒せず引き立てるので、寄せ植えに適しており「チューリップ」との組み合わせは定番です。

ムスカリは花壇の縁取りなど、ある程度数をまとめて群生させると、さらにそのよさが発揮されます。

ムスカリは一度植えると、植えっぱなしでも毎年よく咲き、グラウンドカバーとしても利用しやすく、青いカーペットを敷いたような景観をつくることができます。

春分

今月の20日は、二十四節気の「春分(しゅんぶん)」です。

『巣立ちの時』

暦の上では、昼と夜の長さがほぼ同じになる日という意味ですが、この日を境に昼間の時間が長くなっていきます。

春分の日の前後のお彼岸の期間に、先祖のお墓参りをする方もいらっしゃることでしょう。

お彼岸のお供え物といえば「ぼたもち」と「おはぎ」ですが、漢字で書くと「牡丹餅」「御萩」となり、春は牡丹、秋は萩と、季節の花にちなんだ名前で呼ばれています。

中身の餡にも違いがあり、餡の材料となる小豆は秋に収穫されるので、秋のおはぎには小豆を皮ごと用いた「粒餡」が用いられ、春のぼたもちには固くなった小豆の皮を取った「こし餡」が用いられてきました。

「暑さ寒さも彼岸まで」と言われていますが、日中と夜とでは気温の変化も大きくなりますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

期限は、4月10日 

・毎月支払いの場合の3月分の源泉所得税・住民税の特別徴収税

上記の支払期限は、4月10日(金)となります。ご注意ください。