ブルーベリー
ブルーベリーはツツジ科スノキ属に分類される北アメリカ原産の落葉低木果樹で、種類は200~300種あると言われています。
ブルーベリーの仲間の植物は、北半球の各地に自生する種類があり、日本では「クロマメノキ」、「ナツハゼ」、「シャシャンボ」などが知られています。
ブルーベリーはその果実が濃い青紫色に熟すことから「ブルーベリー(Blueberry)」と呼ばれていますが、このほかにも「ヌマスノキ」、「アメリカスノキ」とも呼ばれています。
欧米では昔から野生のブルーベリーの果実を摘んで食用にしていましたが、ブルーベリーは20世紀の初めより、アメリカ、カナダ原産の種類から品種改良が始められ、今日では世界の温帯圏で広く栽培される果樹になっています。
ブルーベリーは果実だけでなく、花や紅葉も楽しめるので、1年を通して変化を見ることができるのも魅力のひとつです。
ブルーベリーの開花時期は4〜5月で、釣り鐘状の白色あるいは淡紅色の10個前後の小花をつけます。
ブルーベリーの果実は緑、赤、青と色を変化させていきますが、果実が成熟すると紫黒色(青藍色)になり、果面に白い粉を被ります。果実の大きさは1~4g程で、収穫期は6月上旬~9月上旬まで続きます。
ブルーベリーの紅葉は早いものでは10月の中旬から、遅いものでは12月から年明けまで鮮やかな紅葉を楽しむことができます。
ブルーベリーは大きく分けると「ローブッシュ系」、「ラビッドアイ系」、「ハイブッシュ系」の3つの種類に分かれます。
ローブッシュ系は北アメリカからカナダにかけて自生している野生種のブルーベリーです。ローブッシュ系の背丈は20cm~40cmで、果実も小さめです。ローブッシュ系は夏の暑さが苦手で、夏越しの対策や細やかな工夫が必要なため、基本的に日本の気候では育てるのが難しい系統です。
ラビットアイ系は蒸し暑い地域でも良く育ち、果実も甘く比較的たくさんの実を楽しめるブルーベリーの系統です。ラビットアイ系の背丈は1m~2mで、庭植え、鉢植えとも管理がしやすいので、北関東から九州地方まで幅広い範囲で育てることができます。ラビットアイ系は種類も多く実りの期間も長い為、2種類以上のラビットアイ系のブルーベリーを一緒に植えると味も良くなり7月~9月頃まで収穫を楽しめます。
ハイブッシュ系のブルーベリーは果実の甘みと酸味のバランスが良い種類です。ハイブッシュ系の背丈は1.5m~3mで、大きく分けると、北関東より北の比較的涼しい地域で良く育つ果実が大粒の「ノーザンハイブッシュ系」と、蒸し暑い地域でも育てられる果実が比較的小さめの粒の「サザンハイブッシュ系」の2つの種類に分けられます。
立秋
今月の7日は、二十四節気の「 立秋( りっしゅう)」です。暦の上では、秋が始まる頃という意味です。
今年のお盆は新型コロナウイルスの影響で実家に帰ることができない方もいらっしゃるでしょうが、引き続き暑い日が続きそうです。体調管理には、くれぐれもお気をつけください。
期限は、8月31日
・6月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)
・12月決算法人の中間申告
上記の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、8月31日(月)となります。ご注意ください。