アザレア
アザレアはツツジ科ツツジ属の常緑低木で、室内観賞用の鉢物として改良されたツツジの総称です。
アザレアの名前はラテン語の「アザロス(乾燥)」が元になっており、アザレアが乾燥している土地でも育つことが起源になっています。アザレアの和名は、「セイヨウツツジ(西洋躑躅)」や「オランダツツジ(阿蘭陀躑躅)」です。
アザレアは19世紀初頭に日本や台湾、中国などのツツジが交配親となりベルギーで盛んに改良されていたことから「ベルジャンアザレア」と呼ばれることもありました。
アザレアは明治初期、日本に逆輸入されました。アザレアは日本に自生する植物を改良したため、日本での栽培は容易です。
アザレアの本来の開花時期は 4月下旬~5月中旬ですが、促成栽培されたものが主に冬(11月以降)に出回ります。
アザレアの花色には白や赤、ピンク、オレンジ、紫、複色があります。アザレアの花は、香りがほとんどありません。
アザレアは八重咲きや中輪早咲きのニコレット系など様々な品種があり、飾ると部屋の雰囲気が華やぎます。
アザレア全体には「アンドロメドトキシン」という毒があるので、屋内に飾る場合はペットが誤って口にしないよう置き場所に気をつける必要があります。
アザレアには世界中で2,000種類以上の品種が存在すると言われていますが、中でも代表的な品種は「ロマンス・パール」や「越の淡雪(こしのあわゆき)」、「ロザリー」です。
ロマンス・パールはほとんど肌色やベージュにも近いような薄いパステル調のピンクが特徴的で、淡くやさしい雰囲気を持つ品種です。ロマンス・パールは、大輪半八重の花を咲かせるアザレアらしい種類です。ロマンス・パールの枝変わり品種には「クリスタル・パール」があり、花にはくっきりとした鮮やかな赤色が入っています。
越の淡雪は日本の新潟県農業総合研究所園芸センターにより発表された、アザレアでは比較的珍しいとされている白い花色の種類です。越の淡雪の花びらの上部には、薄い緑色で斑模様が入っています。
ロザリーは花がほとんど紫寄りのピンク色をしており、一重咲きや半八重咲きの花を咲かせます。 ロザリーはオランダ原産で、大輪の花びらの上部には濃色の斑点があります。ロザリーの枝変わり品種は「ステラ・マリス」と呼ばれ、白色の花が咲きます。
冬至
今月の22日は、二十四節気の「冬至(とうじ)」です。
暦の上では、太陽が最も低い位置にあり、1年でもっとも昼間の時間が短いため、太陽の光が一番弱まる日ですが、翌日からは再び強まるということから「一陽来復(いちようらいふく)」といい、運が向いてくるとされています。
冬至の日はかぼちゃを食べたり、柚子(ゆず)を入れたお風呂に入ったりすると1年中病気にならないといわれており、厄払いや無病息災を願う風習があります。
年末年始を心穏やかに迎えることができますよう、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
期限は、1月13日と1月20日
・毎月支払いの場合の12月分の源泉所得税・住民税の特別徴収税
上記の支払期限は、1月13日(火)となります。
また、年2回支払いの場合の源泉所得税の支払期限は、1月20日(火)となりますので、ご注意ください。



