エピデンドラム
エピデンドラムはラン科エピデンドラム属の常緑多年草で、中米から南米の熱帯・亜熱帯地区に分布しています。
エピデンドラムは樹木や岩に根を張り巡らす着生ランの一種で、自生種は細長い茎を数mほど伸ばし茎の先に小輪の花をボール状に咲かせます。
エピデンドラムの名前はギリシャ語で上を意味する「epi」と、木を意味する「dendron」が合わさって付けられました。エピデンドラムの和名には、「サクラヒメチドリ(桜姫千鳥)」や「ニジテマリラン(虹手毬蘭)」があります。
エピデンドラムは花持ちがとても良いため主に鉢植えで長く楽しめますが、フラワーアレンジや花束の花材としても人気があります。
エピデンドラムの開花時期は品種によって不定期で、12月~8月です。
エピデンドラムの花色はもともとの色彩はオレンジ色が主流でしたが品種改良が進むにつれ赤や黄色、ピンク、白、緑、紫、複色などの色彩も増え、現在では色とりどりのボール状に咲く花を楽しむことができます。
エピデンドラムは棒状の茎を伸ばす品種や茎が肥大する品種、葉が垂れ下がる品種など様々な見た目のものがあります。
またエピデンドラムは「カトレア」など近縁種と掛け合わせた属交配種も多くあり、日本では細長い茎を伸ばすタイプが鉢花として多く出回っています。
エピデンドラムは鑑賞用としての交配が盛んなため、1,000種以上の品種があります。代表的な品種には「リードステムエピデンドラム」や「エピデンドラム・ラディカンス」、「ヨーコヨコハマ」があります。
リードステムエピデンドラムは日本で流通するエピデンドラムの中で主要な品種で、茎先にボール状の花をもちます。
エピデンドラム・ラディカンスはリードステムエピデンドラムのほとんどの交配種の大元となっている原種で、ラディカンス系と呼ぶこともあります。エピデンドラム・ラディカンスはオレンジ色の花を咲かせますが、茎(株)が長く一般的に鉢植えには向かない品種です。
ヨーコヨコハマは桃色の濃淡が美しい花をもつ品種で、古くから流通しています。ヨーコヨコハマはやや背の高い品種で、株元からの芽吹きはそれほど多くない品種です。
大雪
今月の7日は、二十四節気の「大雪(たいせつ)」です。
暦の上では、本格的な冬の到来によって山の峰々は雪をかぶり、平地にも雪が降り積もる頃という意味です。
また師走ともなると、年末に向けてお正月の準備も始まり、何かとあわただしくなる時期でもあります。
朝夕ともに冷え込む日が続きますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
期限は、1月5日
・10月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)
・4月決算法人の中間申告
上記の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、年末・年始につき2026年1月5日(月)となります。ご注意ください。



