ロベリア
ロベリアはキキョウ科ミゾカクシ属の一年草または多年草で、一般には南アフリカ原産の一年草「ロベリア・エリヌス」の園芸品種が多く親しまれています。
ロベリアは、17世紀にイギリスの植物学者「マティアス・デ・ロベル」にちなんで命名されました。
ロベリアには「ルリチョウソウ(瑠璃蝶草)」や「ルリミゾカクシ(瑠璃溝隠)」の和名がありますが、ルリチョウソウの名は花形が蝶のような形に見えることに由来しています。
ロベリアは当初ヨーロッパでは薬用植物として注目され葉や茎が民間療法に使われたことがありましたが、美しい花姿が園芸家たちの関心を引き観賞用として広く栽培されるようになりました。
ロベリアの開花時期は、3月下旬~11月上旬です。ロベリアは花径1~2㎝の花が株全体を覆うようにして咲き、遠くから見ると色の塊のように見えます。
ロベリアの花色は白や赤、ピンク、青、紫、複色など、品種によってさまざまな色の花を咲かせます。ロベリアの花の上唇は2裂して下唇は3裂しており、蝶のような可憐な姿です。
一年草タイプのロベリアは暑さ寒さに弱く、秋に種子をまいて5月から6月にハンギングバスケットや花壇の前列に植えるなどして楽しみます。
宿根草タイプのロベリアは水分の多い土地を好み、水辺や帯状花壇が向いています。宿根草タイプは花色が多彩で、花びらがベルベット状の質感をもつものもあります。
ロベリアはロベリア・エリヌスのほか約400種もの品種が世界各国に分布していますが、数あるロベリアのなかでも代表的といわれる品種は「ロベリア・ファウンテン」や「ロベリア・リチャードソニー」、「サワギキョウ」です。
ロベリア・ファウンテンは、茎が下に垂れ下がる「下垂性」のある品種です。ロベリア・ファウンテンは白色や薄い青色の花がびっしりと咲くのが特徴で、ハンギングバスケットで吊るして鑑賞するほか寄せ植えにも適しています。
ロベリア・リチャードソニーは横に這うように生長する特徴があり他のロベリアに比べると花の密集度はやや劣りますが、花の隙間から見える茎と花のバランスがよく可憐な印象のある品種です。ロベリア・リチャードソニーは淡い青紫色の花が印象的な宿根草で、コンテナの寄せ植えやハンギングバスケットに向いています。
サワギキョウは日本や朝鮮半島、中国など東アジアに分布し、花の色は青紫色で切れ込みの深い独特の形をしています。サワギキョウは他のロベリアのように花は密集しておらず、縦にすらっと伸びた茎に穂のような花がつきます。
立冬
今月の7日は、二十四節気の「立冬(りっとう)」です。
暦の上ではこの日から冬が始まり、立春の前日までが冬となります。
木枯らしが吹きはじめ、太陽の光が次第に弱まって日も短くなり、木立ちの冬枯れが目立つようになります。
木枯らしが吹くのは冬型の気圧配置になった証拠ですので、本格的な冬がやって来る前に、冬服の準備や冬のインテリア等冬支度をしつつも、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
期限は、12月1日 年末調整の用紙にも注意
・9月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)
・3月決算法人の中間申告
上記の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、12月1日(月)となります。ご注意ください。
今年も年末調整の時期になりました。日本年金機構からは社会保険料(国民年金保険料)控除証明書、国民年金基金連合会からは個人型確定拠出年金(iDeCo)の払込証明書が届き始めていることと思います。
「給与所得者の基礎控除申告書 兼 給与所得者の配偶者控除等申告書 兼 給与所得者の特定親族特別控除申告書 兼 所得金額調整控除申告書」につきましては用紙をご確認の上、ご記入していただきますようよろしくお願いいたします。



