2025年8月の税金支払期限のお知らせ 大暑・タマスダレ

タマスダレ

タマスダレ(玉簾)はヒガンバナ科タマスダレ属の草花で、ペルー原産の植物です。タマスダレはユリやチューリップと同じように、球根を植えて芽を出します。

タマスダレの名前は純白の宝石のような花を「玉」、細長い葉が集まっている様子を「すだれ」に見立てて付けられたと言われています。タマスダレの別名は「レインリリー」ですが、土が乾燥している状態でまとまった雨が降った後に一斉に花を咲かせることに由来します。

タマスダレの学名「ゼフィランサス・カンディダ(Zephyranthes candida)」はタマスダレがアメリカ大陸からヨーロッパへ渡来したことから「西風が運んできた花」とされ、ギリシャ語で西風という意味の「zephyros」と「anthos(花)」、 「candida(純白)」を合わせて付けられました。

タマスダレは繁殖力が強く分球してよく増えるため、花壇や芝生の縁取りなどに用いられます。タマスダレは丈夫で病気にもかかりにくく、日本の気候にも合うため半野生化している姿を見かけます。

タマスダレの開花時期は7月~9月で、真っ白な6枚の花びらが上を向いて一斉に咲きます。

タマスダレの1つの花は数日間程度と短命ですが、次々と新しい花茎が出てくるので群植すると数週間楽しめます。

タマスダレの葉は寒冷地では冬に枯れますが、温暖地では常緑のまま越冬します。

タマスダレはヒガンバナ科の植物なので、植物全体に毒性があります。タマスダレの葉は「ニラ」に、球根は「ラッキョウ」や「ノビル」などに似ているので球根を植え付ける場所には注意が必要です。

タマスダレ属の原種は35~40種類あるといわれていますが、よく栽培されているのは「サフランモドキ」や「ゼフィランサス・ロゼア」、「ゼフィランサス・キトリナ」です。

サフランモドキは薄ピンク色の花びらと黄色い雄しべを持つ花を咲かせますが、「サフラン」に似ていることからサフランモドキの名前がつけられました。サフランモドキは「カリナタ(カリナータ)」という名前で流通していることもあり、タマスダレ属の中ではタマスダレに次いでよく栽培されています。

ゼフィランサス・ロゼアは花径が5㎝ほどで、サフランモドキよりも濃いピンク色の花を咲かせます。ゼフィランサス・ロゼアは和名で「コサフランモドキ」とも呼ばれ、草丈は15㎝程度です。

ゼフィランサス・キトリナはタマスダレよりも小さな黄色い花を咲かせ、和名を「キバナノサフランモドキ」といいます。ゼフィランサス・キトリナの草丈は15~30cmで和名と似た名前の「キバナノタマスダレ」とは同じヒガンバナ科に属しますが、ステルンベルギア属に分類される別種です。

大暑

暑中お見舞い申し上げます。

今月の22日は、二十四節気の「大暑(たいしょ)」です。

『夏の遠出』

古来より夏の土用丑の日には、梅干し・うどん・うりなど「う」のつくものを食べて夏バテを防止する風習がありました。

『土用丑の日のうなぎ』が広まったのは、江戸時代の蘭学者・平賀源内(ひらが げんない)が、夏場の営業不振に悩んでいたうなぎ屋に「歌人として有名な大伴家持(おおともの やかもち)が『万葉集』で知人の夏やせ防止にうなぎを勧める歌を詠んでいる」と助言したためだと言われています。

夏の暑さが最高になる時期になりますので、こまめに水分を補給する等、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

期限は、8月12日

・毎月支払いの場合の7月分の源泉所得税・住民税の特別徴収税

上記の支払期限は、8月12日(火)となります。ご注意ください。