2024年8月の税務申告のお知らせ 立秋・サルスベリ

サルスベリ

サルスベリ(猿滑り)はミソハギ科サルスベリ属の落葉高木です。サルスベリは中国南部及びインドを原産とし日本に自生はありませんが全国の街路、公園及び庭園等に多数植栽されています。

サルスベリが日本へ渡来したのは、江戸時代以前とされています。サルスベリは幹の雰囲気が日本で沙羅の木としている「ヒメシャラ」や「ナツツバキ」に似ているため、寺院など仏教関連の施設に植栽されることも多いです。

サルスベリは原産地の中国では、花が咲く期間が100日ほどと長いことに由来して「百日紅(ひゃくにちこう)」という名前がつきました。英名の「Crape myrtle」は、ちりめん(crape)のようなマートル(ギンバイカ)に似た花という意味からつけられています。和名の「サルスベリ」は幹がつるつると滑らかで、サルも滑って登りづらいという意味からつけられました。

サルスベリは明るく丸い葉やつやのある幹が美しく、和にも洋にも合う庭のシンボルツリーとしてもよく見られます。

サルスベリの開花時期は7月~10月で、夏から秋にかけて次々と開花します。サルスベリは新梢を伸ばしながら枝先に花芽をつくり、開花期が長期間となります。

サルスベリの花径は3~4㎝で、花色は薄いピンク、白、赤、藤色などで品種によって異なります。

サルスベリは生育旺盛で、最大10mまで生長するため、大きくなりすぎて手入れが大変になることもあります。

サルスベリは樹皮が剥がれ落ちた部分は灰褐色や茶色、薄緑色などとまだらになり模様が美しく冬でも観賞用の樹木として楽しむことができます。

サルスベリには園芸品種がたくさんあり代表的な品種に「カントリーレッド」や「ブラックパール」、「タスカローラ」、「ペパーミントレース」、「チカソー」があります。

カントリーレッドはサルスベリの中では幹がまっすぐ育つ種類で成長も早く、濃いピンク色の鮮やかな花を咲かせます。ブラックパールは光沢のある葉が黒く、白い花が咲くものと薄ピンクの花が咲くものがあります。

タスカローラはサルスベリとヤクシマサルスベリの交配種で、非常に鮮やかなピンクの花と灰褐色の幹が美しい品種です。ペパーミントレースは別名「夏祭り」と呼ばれる品種で、花色は内側が赤で白の縁取りとなっています。

チカソーは矮性のサルスベリで、樹高が高くならないため管理がしやすく公園などにもグランドカバーとして植えられています。チカソーは寒さにも強いので、関東以北でも植えることができます。

立秋

今月の7日は、二十四節気の「 立秋( りっしゅう)」です。

暦の上では、秋が始まる頃という意味です。

『夏祭りの主役』

今年のお盆は実家に帰られてすごすという方もいらっしゃるでしょうが、引き続き暑い日が続きそうです。

体調管理には、くれぐれもお気をつけください。

期限は、9月2日

・6月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)

・12月決算法人の中間申告

上記の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、9月2日(月)となります。ご注意ください。