2021年7月の税務申告のお知らせ 小暑・ビックリグミ

ビックリグミ

グミの仲間はアジアやヨーロッパ、北アメリカに60種ほど自生しています。日本では15種ほど自生しており、北海道南部以南の日本全国各地で見ることができます。

グミの名前の由来は、グミの木にはトゲがあるため「グイ(棘)」と「実」が混ざってグミとなったという説があります。また、実に渋み(えぐみ)があることから「えぐい実」となり、グミとなったという説もあります。一方、お菓子の「グミ」はドイツ語の「Gummi(ゴム)」が語源です。

ビックリグミは、日本に自生するグミの中でも「ナツグミ」の変種で、「トウグミ」を食用・観賞用に品種改良した落葉低木です。ビックリグミは別名「ダイオウグミ」とも呼ばれています。

ビックリグミは栽培が容易で暑さや寒さに強く、どんな土でも比較的よく育つので庭園、公園など庭木や生け垣に利用されることが多い木です。


ビックリグミの開花時期は3月~4月で、淡黄褐色の可愛らしい小さな花を咲かせます。

ビックリグミの花は密集して、たくさん付くのが特徴です。

ビックリグミは「自家不結実性」のため、「ナツグミ」や「アキグミ」などの別品種が「受粉樹」として一緒に植えられます。

ビックリグミは高さ3~4mまで成長します。ビックリグミの樹の皮は黒褐色でよく枝分かれして、新しい枝には赤褐色の鱗状の毛が密生します。

ビックリグミの収穫時期は7月頃で、2cmぐらいの赤い果実を実らせます。ビックリグミはグミの中でも果実が大粒で甘みが強く、果汁が多い品種です。

ビックリグミの果実には、カキの果実と同じく「シブオール(タンニン)」という成分が含まれているため、未熟なときには渋みが強くて食べることはできませんが、完熟すれば渋みは消え、自然と甘くなります。

ビックリグミは生でそのまま食べる以外にも、「ジャム」や「グミ酒」に加工したりすることもできます。ビックリグミの果実は皮が薄いため痛みやすく、ほとんど市場には流通していませんが、苗木はホームセンターなどで購入できます。

ビックリグミを苗木から育てるときには、植えつけてから収穫までに3~4年かかり、場合によってはさらに年月を要することもあります。

小暑

今月の7日は、二十四節気の「小暑(しょうしょ)」です。

『天下無敵』

暦の上では、だんだんと暑さが増していくという意味で、湿っぽさの中にも夏の熱気が感じられるようになります。

また、小暑と大暑を合わせたおよそ1か月を「暑中」といい、「暑中見舞い」を出す期間とされています。

梅雨明けも近くなり、気分転換に出かけるのにもいい時期ですが、暑さ対策をしつつ、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。


期限は、8月2日

・5月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)

・11月決算法人の中間申告

上記の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、8月2日(月)となります。ご注意ください。