2018年12月の税務申告のお知らせ

センリョウ

花の少ない冬の時期に、サンゴのような美しい果実をつけるセンリョウ(千両)は「草珊瑚(くささんご)」とも呼ばれ、お正月の縁起物として人気の高い植物です。

センリョウの他にもマンリョウ(万両)・カラタチバナ(百両)・ヤブコウジ(十両)・アリドオシ(一両)といった植物は、どれも小さな赤い果実をつけますが、この果実のつく数量に基づいて「万、千、百、十、一」の順番がつけられたといわれています。

センリョウは東アジア、インド、マレーシアなどの温暖な場所に広く分布している常緑性の低木で、常緑広葉樹林の下のように一年を通して直射日光の当たらない半日陰の場所に自生しています。

日本では、関東地方より西から四国・九州・沖縄に自生するほか、鉢植えや庭園にも庭木として植えられています。園芸種の中には果実が熟すとオレンジ色っぽい黄色に色づくキミノセンリョウ(黄実千両)やムラサキセンリョウ(紫千両)があります。

センリョウは冬の季語にもなっており、葉の上に赤い実をつけるのがセンリョウ(写真の下部)で、マンリョウは葉の下に実をつけます(写真の上部)。

センリョウ・マンリョウとアリドオシを寄せ植えして「千両・万両・在りどおし」の縁起で商家の庭園などにそろって植えられることもあります。

大雪

今月の7日は、二十四節気の「大雪(たいせつ)」です。

暦の上では、本格的な冬の到来によって山の峰々は雪をかぶり、平地にも雪が降り積もる頃という意味です。

また師走ともなると、年末に向けてお正月の準備も始まり、何かとあわただしくなる時期でもあります。

朝夕ともに冷え込む日が続きますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。


期限は、1月4日 

10月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)、4月決算法人の中間申告の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、年末・年始につき2019年1月4日(金)となります。ご注意ください。