ヒイラギモクセイ
ヒイラギモクセイ(柊木犀)は、モクセイ科の常緑小高木です。高さは2~8mになり刈り込みに強く、いろいろな樹形にすることができます。
ヒイラギモクセイは「ヒイラギ(柊)」と「ギンモクセイ(銀木犀)」との交雑種であり、中国大陸が原産といわれています。
ヒイラギモクセイは九州から本州にかけて多く見られ、比較的土質を選ばないため、痩せ地でも育てることができます。
ヒイラギモクセイは下枝が枯れにくく管理もあまり手がかからないため、防犯も兼ねて住宅やマンションの垣根にもよく用いられています。
ヒイラギモクセイの開花時期は10月中旬~下旬で、白色の花が咲きます。
ヒイラギモクセイの花は、葉が茂っている部分の内側につくためあまり目立ちませんが、モクセイと同様に上品な芳香があります。
ヒイラギモクセイは「キンモクセイ(金木犀)」やギンモクセイよりも丈夫で日陰にも耐え萌芽力もありますが、排気ガスなどの大気汚染に敏感なため、空気の汚れた場所では花が咲かないことがあります。
またヒイラギモクセイは雌雄異株で、日本では雄株が中心で結実しないため、繁殖は挿木によって行われます。
ヒイラギモクセイの近似種にはキンモクセイ、ギンモクセイ、ヒイラギがあります。花がキンモクセイ、ギンモクセイ、ヒイラギモクセイ、ヒイラギの順に咲くため開花時期で区別できますが、それぞれの葉の縁でも区別ができます。
キンモクセイの葉の縁は、ほとんどがスベスベで、葉の先端近くに少しだけギザギザの部分があります。
ギンモクセイの葉の縁は、わずかにギザギザがありますが、ヒイラギモクセイほどはっきりとしたギザギザではありません。ギンモクセイはヒイラギモクセイとよく似ていますが、街路樹として植えられているものの多くはヒイラギモクセイです。
ヒイラギの葉の縁は、ヒイラギモクセイよりもさらにギザギザですが、ヒイラギモクセイの方がヒイラギまたはセイヨウヒイラギに比べてはるかに葉が大きいのが特徴です。
霜降
今月の23日は、二十四節気の「霜降(そうこう)」です。
早朝に霜が降りはじめるほど寒くなる頃という意味ですが、晩秋を迎えて北の方では朝霜が降り、山々は次第に紅葉に染まっていきます。
休日には紅葉狩りに行かれるという方もいらっしゃることと思いますが、この時期になると、日が暮れた後は気温がグッと下がって肌寒く感じられるようになってきますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
期限は、11月10日 控除証明書にも注意
・毎月支払いの場合の10月分の源泉所得税・住民税の特別徴収税
上記の支払期限は、11月10日(火)となります。ご注意ください。
また、この時期になると、ご加入になっている保険会社等から生命保険料控除や地震保険料控除の証明書が届き始めていることと思います。年末調整や確定申告のときに必要となりますので、なくさないように保存していただきますようお願いいたします。