ロウバイ
ロウバイ(蠟梅)は花びらがにぶいツヤのある半透明で、まるでロウ細工のような黄色い花を咲かせる、中国原産の落葉低木です。ロウバイは一見「黄色いウメ」にも思えますが、ウメとは分類上は異なる樹木です。
ロウバイは中国においては、ウメ、スイセン、ツバキとともに「雪中の四花」として尊ばれています。中国や東南アジアではロウバイのつぼみを採取し、乾燥させたものを生薬として煎じ、鎮咳・解熱などに利用されています。
日本へは江戸時代の初期に渡来しており、他の花木に先駆けて咲く香りのよい花が愛されており、生け花や茶花、庭木としても愛好されてきました。
ロウバイの開花期は、早生種では12月頃、晩生種でも2月頃ですが、新春に蘭にも似た香り高い花を咲かせる貴重な存在です。日本においては小寒から立春の前日までの間の季語とされています。
ロウバイの花は内側の花弁が茶褐色で、その周囲が黄色ですが、一般に出回っているのは、ソシンロウバイ(素心蠟梅)、マンゲツロウバイ(満月蠟梅)といった園芸品種です。
ソシンロウバイは公園や庭先などによく植えられており、黄一色で花色が濃く、花びらが丸くて芳香が強いのが特長です。遠くからでも花の色と香りを楽しむことができ、新年の始まりを実感できる花でもあります。
小寒
今月の6日は、二十四節気の「小寒(しょうかん)」です。
暦の上では、池や川の氷も厚みを増し、寒さが厳しくなる頃という意味ですが、この日を「寒の入り」といい、本格的な寒さの始まりとなります。
小寒と大寒を合わせたおよそ1か月を「寒中」または「寒の内」といい、寒さが大変厳しくなる時期ですので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。
期限は、1月31日
11月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)、5月決算法人の中間申告の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、1月31日(木)となります。
また支払調書の提出、各市町村への給与支払報告書、固定資産税の償却資産に関する申告の期限も1月31日(木)となりますので、ご注意ください。