2018年12月の税金支払期限のお知らせ

サフラン

サフランは、もともと染料や香料、薬用として広く栽培されてきましたが、最近では観賞用としても注目されています。花には強い特有の甘い芳香があり、10月中旬から11月上旬にかけて開花します。

サフランが最初に発見されたのはギリシャであると伝えられていますが、紀元前より世界各地で様々な用途に利用されてきました。現在ではイラン、スペイン、ギリシャ、トルコなどヨーロッパとアジアの広い地域で栽培されています。日本へは江戸時代に薬用として伝わり、明治時代の後半から栽培されるようになりました。

サフランと言えば「サフランライス」をイメージする方も多いと思います。サフランライスの黄色は、開花したサフランの花から、3分裂した鮮やかな赤色をした「めしべ」を抜きとり、乾燥させて得たものです。

通常、1kgのサフランをとるのに、50万本の「めしべ(約17万個の花)」が必要とされます。1つの花から3本しかとれない上、その1本1本を手で摘みとっているため、数あるスパイスの中でも、とりわけ高価なものとなっています。

薬用としては古来より、鎮静や鎮痛用に使われており、中世ヨーロッパでは、サフランの色と香りは、人の気持ちを引き立て、明るくすると信じられていました。最新の研究では、サフランに豊富に含まれる抗酸化成分が体内の炎症を抑えたり、うつ病の治療に役立つ可能性があることがわかってきています。

小雪

今月の22日は、二十四節気の「小雪(しょうせつ)」です。

暦の上では、雨が雪にかわって舞いはじめる頃という意味ですが、真冬でも雪があまり降らない地域であっても、寒さが日増しに感じられるようになってくることもあり、冬の入口にあたると言えるでしょう。

木々の葉が落ち、山には初雪の便りが届く時期ですので、足元が冷えるように感じられ、こたつやヒーター等で暖をとることも多くなるのではないでしょうか。空気も乾燥してくることと思いますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

期限は、12月10日

毎月支払いの場合の11月分の源泉所得税・住民税の特別徴収税の支払期限は、12月10日(月)となります。ご注意ください。