2020年9月の税金支払期限のお知らせ 処暑・ケイトウ

ケイトウ

ケイトウ(鶏頭)は、夏の代表的な草花としてこの時期に見かけることも多く、古くから親しまれている花です。 

ケイトウの原産地は、熱帯アジアやインドで、アジアやアフリカ、アメリカに広く分布します。日本では一年草扱いで、日本全土に分布しています。

ケイトウの花名の由来は、鶏のトサカのように真っ赤な花を咲かせているからと言われていますが、ケイトウの別名には韓藍(カラアイ)、鶏冠花(ケイカンカ)などがあります。ケイトウは、日本へは8世紀頃に中国や朝鮮半島を経由して入ってきたと言われており、万葉集の中でも歌が詠まれています。

ケイトウは、アフリカや東南アジアでは主に葉や花は食用に使われていましたが、その花の美しさから観賞用の園芸品種として品種改良がされてきました。

ケイトウの開花時期は6月から11月で、開花している時期が長いのが特徴ですが、 ケイトウの花の一番の見頃は、8月と9月です。

ケイトウの花色は黄色、赤、オレンジ、紅紫などがありますが、ケイトウの花は花持ちがよいのも特徴です。

ケイトウの草丈は品種によって大きく異なり、小さいものだと15cm程度で、大きなものになると1.5mほどになる種類があります。

ケイトウは、夏の暑さにも負けずに長く見頃を楽しめるので、仏花として利用されたりドライフラワーにすることも多い花です。

ケイトウは花の姿や性質の違いで、大きく「クリスタータ・トサカ系」、「クルメ(久留米)ゲイトウ系」、「羽毛ゲイトウ系(プルモーサ系)」、「ヤリゲイトウ系(キルドシー系)」、「ノゲイトウ系」の5つのの系統に分けられます。

「クリスタータ・トサカ系」は、トサカのような形の花を持つ種類のケイトウで、よく花壇に植えられている品種ですが、個体差が大きく花の形状もさまざまです。「クルメゲイトウ系」は品種改良によって新たに開発された比較的新しい種類のケイトウで、トサカ状の花が球状になって、花が重なるようにして咲くタイプです。

「羽毛ゲイトウ系」は、ふさふさした円錐形の柔らかな花穂が特徴のケイトウで、花は長いものから短いものまであります。「ヤリゲイトウ系」は羽毛のような花穂が玉状に固まって咲く種類のケイトウです。

「ノゲイトウ系」は花が細長い円錐形になっていて、トサカの形にはならない種類です。株からは数本に枝分かれするものが多く、その分たくさんの花を咲かせてます。なお、「ハゲイトウ」や「ヒモゲイトウ」は、ケイトウとは別属の植物です。

処暑

今月の23日は、二十四節気の「処暑(しょしょ)」です。

『晩夏の鶏』

暦の上では暑さが終わる頃という意味ですが、まだまだ暑い日が続きそうです。

朝夕は虫の音も聞こえてくるようになりましたが、日中は残暑が厳しい日もあると思いますので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

期限は、9月10日

 ・毎月支払いの場合の8月分の源泉所得税・住民税の特別徴収税

上記の支払期限は、9月10日(木)となります。ご注意ください。