2019年6月の税務申告のお知らせ

シロツメクサ(クローバー)

シロツメクサは別名の「クローバー」のほうがよく知られている草花ですが、ヨーロッパ原産の多年草です。アメリカ、アジア、オセアニア、北アフリカなど世界中に分布しており、日本でも全国に見られます。 

シロツメクサは漢字で「白詰草」と書きます。これは、江戸時代(1846年)にオランダから献上されたガラス製品の包装に、ガラスが割れてしまわないようにするための緩衝材として、乾燥させたシロツメクサが詰められていたことに由来します。日本においては明治時代以降、家畜の飼料用として導入されたものが野生化しました。

シロツメクサの根には「根粒菌(こんりゅうきん)」という窒素(ちっそ)を溜め込む性質を持った菌がついており、自分で窒素を作って肥料にしています。このため、シロツメクサに肥料は必要ありません。

シロツメクサの開花の時期は、4月~6月頃になります。茎が地面を這って、葉の脇から伸びる花茎の先に白い球状に花をつけます。花の色が紅紫色のムラサキツメクサなども仲間です。通常の小葉は3枚ですが、時に4~6枚の小葉をつけることもあり、特に「四つ葉のクローバー」は幸運が訪れるといわれて親しまれています。

「四つ葉のクローバー」は普段見られる三つ葉のクローバーの変異体です。四つ葉のクローバーの小葉は、それぞれ、『希望』・『誠実』・『愛情』・『幸運』を象徴しているとされていますが、『幸運』が4枚目の小葉に該当します。シロツメクサの突然変異の可能性は非常に稀であり、多くの場合は人が歩いたりするなど外的要因で原基(げんき)が傷ついて発生するようです。

シロツメクサは冷涼で日当たりがよく、水分が潤沢で腐植に富む場所を好みますが乾燥にも耐え、踏みつけられたり刈り取られたりしても、次々に再生してくる強さと繁殖力があるため、牧草や芝生の代わりに使われます。また、多くの植物が育ちづらい場所でも繁茂するので、緑化資材や土壌浸食防止等によく活用されています。

芒種

今月の6日は、二十四節気の「芒種(ぼうしゅ)」です。

『四つ葉のクローバー』

「芒」とはイネ科植物の穂先にある毛のような部分のことで、暦の上では、稲などの穀物の種をまく時期という意味です。

梅雨入りも間近で少し蒸し暑くなってくる頃ですので、体調管理にはくれぐれもお気をつけください。

期限は、7月1日 

・4月決算法人の確定申告(法人税、消費税・地方消費税、法人事業税、法人住民税)

・10月決算法人の中間申告

上記の申告書の提出期限および税金の支払い期限は、7月1日(月)となります。ご注意ください。